iPhoneのカメラ性能が上がっており、実際に一眼レフカメラとどのくらい差があるのか検証してみました。
Nikon D5300 | iPhone6Plus | |
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解像度 | 6000x4000px | 3264 × 2448px |
ISO | 640 | 32 |
焦点距離 | 50mm | 4.15mm |
絞り | ƒ/3.2 | ƒ/2.2 |
色の鮮やかさ。ボケ方など見た目では一眼レフの方が美しく撮影できていますが、直接みた時の色の再現性ではiPhoneの方が見たままの色を再現できています。
等倍で拡大した画質を比較
自分の目で見るよりも細部までくっきりしていますね。iPhoneの3264 × 2448px という解像度相応のエッジが出ている事に驚きました。
色味は補正できますが、エッジだけは補正でまかないきれない部分もあります。そういう点でiPhone6はデジカメとしてかなり優秀な部類に入るのではないでしょうか。
iPhoneとNikon一眼レフの写真の比較まとめ
自然光がある環境ではiPhoneでも十分ということがわかりました。むしろ接写などはiPhoneのカメラの方が近くまで寄れるため、花や昆虫など小さなものの撮影にはぴったりです。
自然光での撮影なら一眼レフにも匹敵する画質を保てます。
ただし弱点はあります。写真撮影は突き詰めていくと光をコントロールする事が重要になります。例えばプロが撮影する美味しそうな料理の写真には決まった角度からの光が重要となります。光をコントロールする事はiPhoneではできない事です。
もう一つの弱点はズーム機能です。ズームといっても光学ズームのため、実際には他の部分をトリミングして引き延ばしているだけに過ぎません。そのため画質は荒くなりますので、ズームを使わず適正の距離で撮影する事をおすすめします。