Siriショートカットで健康とフィットネスの日課をサポート

Snoww、Qardio、HomeCourt、Dexcomなど、多数のアプリケーションがSiriショートカットに対応
SiriショートカットがiOS 12に実装されて以来、この機能には何千本ものアプリケーションが対応してきましたが、さらに多くのアプリケーションがSiriショートカットで使えるようになり、健康を維持したりフィットネスの日課を継続することがよりいっそう簡単になりました。

Siriショートカットは、パワフルなデバイス上の知能を利用して、人々がiPhone、iPad、Apple Watch、HomePod、AirPods、CarPlayを通じて手際よく使いこなすのを手助けする機能で、お気に入りのアプリケーションを指先のタップひとつで、またはSiriに頼んで、簡単にアクセスして使えるようにします。

パフォーマンスの把握とトレーニングの向上

「スキーをしよう」「この滑りどうだった?」で速度、標高の変化、距離などの情報を確認

新しいSiriショートカットでは、スポーツのパフォーマンスの結果や傾向をリアルタイムで確認しながらトレーニングに役立てられます。今シーズンもスロープを滑走しようと考えているスキー愛好家の方は、Siriショートカットで設定したSnowwアプリケーションで「Hey Siri、スキーしよう」と言ってスキーを始め、滑り終えたら、Apple Watchを着けた手首を上げてSiriを起動して「Hey Siri、この滑りはどうだった?」と尋ねれば、速度、標高の変化、距離などの情報を得ることができます。

Siriに尋ねるだけで効率の良いトレーニングができる

バスケットボールをする方であれば、HomeCourtアプリケーションの最新アップデートにより、Siriに尋ねるだけで、iPadやiPhoneを使ったドリブルの練習を始められます。また、Nike Run Clubアプリケーションでは、Siriを使ってランニングを始めたり、自分のランニングの傾向に基づくアドバイスを事前に得ることも可能です。

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家族の健康状態をチェック「お母さんの血圧は?」「血糖値を教えて」で確認できる機能

各社から発売されている健康機器も、それぞれの専用アプリケーションを通じて続々とSiriショートカットに対応されており、自宅·外出先のどこからでも、データの取得や機器のコントロールが簡単に行えるようになっています。
QardioArm smart blood pressure monitorでは新たに、家族のメンバーの血圧を遠隔で確認できるようになりました。例えば、高齢の親御さんのお世話をしている方なら「Hey Siri、お母さんの血圧は?」のように尋ねれば、自分がどこにいても、iPhoneやApple Watch上で母親の情報をすぐに確認できます。

Dexcom Continuous Glucose Monitoring Systemを利用すると、Siriに「今の血糖値を教えて」と尋ねるだけで、手際よく血糖レベルを把握·管理し、糖尿病の治療に役立てることが可能です。

[caption id="attachment_9094" align="aligncenter" width="519"]糖尿病に悩む方は、Dexcom Continuous Glucose Monitoring SystemとSiriショートカットを組み合わせて、簡単に血糖レベルを把握することができます。 糖尿病に悩む方は、Dexcom Continuous Glucose Monitoring SystemとSiriショートカットを組み合わせて、簡単に血糖レベルを把握することができます。[/caption]

健康的な習慣を身に付ける

食事に気を付ける、十分な睡眠を取る、悪い癖を改める、処方薬やビタミンなどのサプリメントを忘れずに服用するなど、あなたの習慣が何であっても、Siriショートカットを利用すれば、外出先でもAppleデバイスを使って習慣化することが可能です。StreaksWaterMinderYazioといったアプリケーションでは、Siriに話しかけて特定の活動を記録してもらうことで、自分の日々の習慣を把握し、それをどのくらい継続できているか確認できます。Siriに聞くことで記録できるのは、水分補給量、運動量、歯の手入れ、糖質やカフェインの摂取量、さらにはペットの犬の散歩など、ほとんどの活動が記録できます。
AutoSleepアプリケーションでは、Siriショートカットを使ってApple WatchやiPhoneで睡眠状態を記録するので、例えばSiriに睡眠時間、睡眠の質、熟睡状態、目標の睡眠に達した際の更新、最後の就寝時刻などの記録結果を尋ねれば簡単に知ることができます。

[caption id="attachment_9089" align="aligncenter" width="640"]AutoSleepアプリケーションでSiriショートカットを利用すれば、Siriに頼んで睡眠時間とその質を把握できます。 AutoSleepアプリケーションでSiriショートカットを利用すれば、Siriに頼んで睡眠時間とその質を把握できます。[/caption]

Shortcutsアプリケーションで日課をパーソナライズ


Siriを使ってフィットネスの日課を徹底的にカスタマイズしたい方には、「ショートカット」アプリケーションを使って、異なる複数のアプリケーションのアクションを組み合わせたマルチステップのショートカットを独自に作成し、パワフルに自動で行なうことができます。例えば、Siriに「フィットネスジムに行く」と伝えると起動するショートカットを作成し、ジムを訪れたらNike Run Clubのようなアプリケーションを使ってワークアウトを始め、ワークアウトのセットリストを次々にこなし、さらには運動を終えてジムを出るまでiOSデバイスの「おやすみモード」を有効にしておく、といような複数のことを「フィットネスジムに行く」のひと言で実行できます。このような「ショートカット」アプリケーションの活用方法については、support.apple.com/guide/shortcuts で紹介しています。


ユーザのみなさまそれぞれのデバイスの利用方法に基づいて、例えばSiriはロック画面やSpotlight検索など簡単で便利なショートカットを必要に応じて提案します。なお、自分が使っているアプリケーションで「Siriに追加」ボタンを探したり、設定アプリケーションから「Siriと検索」、「すべてのショートカット」を選んで、どのアプリケーションがショートカットに対応しているか調べたり、それぞれのショートカットを実行する際の自分のフレーズをSiriに話しかけるだけで設定することができます。