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年収1000万円越えのユーチューバーが現れた事でYouTubeがひとつの職業として見なされるようになり、何の資格もなく無料で参加できるという事でユーチューバーになろうとする人が増えたなあと思っていたら、それは子供にまで波及していた事に驚きました。

遊びのように楽に稼げるというイメージがそのような状況を作っているのでしょうが、本当に楽なのか?稼げるのか?を検証してみましょう。

 

YouTubeの稼ぎが半分に!2014年に起こった大改革

YouTubeのインセンティブは現在0.01〜0.3円と非常に幅があるものです。しかし2014年には0.1円以上でした。これが何を意味するかというとYouTubeの腹三寸で努力が水泡と化する可能性があるという事です。

YouTubeは再生数=収入ではない

多くの人はヒカキンさんなどの有名ユーチューバーの再生数を見て「再生数x0.1円ってことは・・・●億円だ!!すげえ!!』となっている事ですが、それは収入にはなりません。

皆さんが「うぜえ」と飛ばしている「広告」が再生されないとインセンティブは発生しないのです。

広告は3秒たたないと消せませんよね?実はこの3秒で消されてしまった広告の収入は入りません。(逆をいえばこれが広告出稿側の旨みです3秒以内で消された動画は広告費を払う必要がないのです)

仮に100万再生ある動画の収入を高めの0.1円で計算すると10万円となりますが、「広告うぜえ!」と消す人が半数いたら5万円にしかなりません。

実際のところ半数どころか7〜8割の人が広告を消している事でしょう。

そうすると100万再生で2〜3万円とても稼げるとは言いがたいものがあります。

本当にYouTubeで稼ぐにはとにかく数多く動画を作ること

有名ユーチューバーに限らず月収20万円〜30万円を稼ぐユーチューバーはゴロゴロいます。この方達の手法はとにかく動画をたくさん量産する事です。

これがどんな効果をもたらすかというとYouTubeでは動画が終わると自動的に次の動画が流れます。現在のアルゴリズム(システム)だと現在見た動画に関連性の高い、同チャンネルの動画が優先的に再生されています。(このアルゴリズムも変わるかもしれないので一概にはいえませんが。。。)

広告を消さずにテレビのようにながら見する人を対象とした動画が広告収入を得やすくなっています。

また、YouTube動画はある意味本のようなものです。

一度公開した動画はその時に収益にならなかったとしても、チャンネル登録した人たちが他の動画も見る可能性が高いため、ひとつの資産となります。

そして何よりの資産が「経験」です。どんな動画が人気かは数字が如実に示してくれます。多くの仕事は誰でも1〜2ヶ月で覚えられる事がベースとなっていますが、いざ自分で会社を立ち上げたとしても上手くはいきません。

それはあくまで表面上の「経験」であり「稼ぐ」ために必要な事はもっと先を経験しなければつかめません。

だから人気ユーチューバーの表面的な事を真似たとしても稼げないのです。

チャンネル登録数を増やす

こちらが最も重要といえるでしょう。チャンネル登録数がインセンティブの価格に比例します。

そして本来の収入源に直結します。

本来の収入源とは何か?それはステマです。

無頼系ユーチューバーの方が公開していますが商品紹介の広告収入はチャンネル登録数x1.4円だそうです。

その方は約60万人のチャンネル登録数をもっているので商品紹介ひとつで約90万円。

すごいですね。

一見すごい金額のように思えますが、広告を出稿する側としては驚きの安さです。

実際にYouTubeに掲載している広告には1再生10円以上さらに動画制作費がかかります。

広告を出稿する側のバリューと、YouTubeを制作する側のバリューのギャップが人気ユーチューバーをさらに高みへとあげています。

ユーチューバーこそ格差社会の極みだが、稼ぐためにはもう一工夫

書き進めていくうちに結論がこのようになってしまいましたが、人気動画配信者は多くの富を手にし、それを真似する多くの人たちは儲かりません。

無頼系ユーチューバーの方が「1日50万再生で1万円にしかならない日もある。」と動画で嘆いていましたが、本来50万という数字はものすごい数字です。

これをブログに置き換えると収益はドンと変わります。グーグルアドセンスの広告収入の方が実は高く50万PVあれば

PV数x0.05(広告クリック率)x1〜30円稼げます。(広告の上限は決まっていないため広告によっては1クリック100円というのもありました)

このように動画を収益化する方法はひとつではありません。ホームページに誘導し物販するという方法もありますし、動画を制作する技術そのものも売り物になります。YouTubeで稼ぐノウハウを本気で学びたいのであれば、こちらのような情報を買うのも手です。

自ら経験してノウハウを掴むこともできますが、自分というのは思わぬミスリードをしてしまいます。努力は素晴らしいものですが、素振りを毎日500回する人がみんなプロ野球選手になれるわけではありません。

才能と一言に語ってしまうこともできますが、素振りを何のためにしているのかを知らなければ、腕が太くなってヘッドスピードが落ちたり、間違ったフォームが身についてしまう事もあります。

本来の目的は「打つ事」なので玉が来る位置を予測し、そこにバットを出すための技術を学ぶためには素振りではないのかもしれません。

最初の方に「経験」の話をしましたが、ノウハウを買うというのは「時間」を買う事にほかなりません。様々な失敗から学ぶべき時間を買うのは決して高いものではないと思います。

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